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2011年- 組子の技で3Dドア |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 50929
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0705
- 見出し:
- 組子の技で3Dドア 展示会で全国3位
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001107040006
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
伊賀市上野丸之内の「馬場建具店」代表の北寺幸次さん(43)が作製した「3Dドア」が、建具技術を競う「全国建具展示会」の全国技能士会連合会会長賞を受賞した。
スギやヒノキの自然木材を使い、立体的な模様が浮かび上がることが評価された。
7月8日まで、同市上野茅町の北伊勢上野信用金庫
みなみ支店に展示されている
同店は1954年、父正一さんが創業し、95年に幸次さんが後を継いだ。
97年から全国大会に出品してきたが、今回初の上位入賞となった
第45回全国建具展示会は6月17~19日、岐阜県高山市で開かれ、約140点の作品が並べられた。
同会長賞はドア部門で全国3位にあたるという
受賞作品は5月の大型連休中に4日間を費やして作製。
高さ1・9メートル、幅85センチの木製ドア。
釘はいっさい使わずに組子の技術を使い、木材の高さを5ミリずつ変えることによって、ひし形模様を浮かびあがらせた。
角度によってひし形が変化する
木材は白いヒノキと、赤いスギを組みあわせて紅白模様にした。
ドア下部には、屋久杉と神代杉の板を使用。
角度によって変わる立体的な模様と、自然の木材の色合いを生かした作品に仕上げた
北寺さんは「受賞はとにかくびっくりしました。
オリジナル作品をこれからも作り続けたい」と話している
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