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2011年- 木製の板発見 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 同社はまた、2012年夏に、被災地の北上市周辺に新工場を建設することを震災前から計画している。
佐藤久幸社長は「予定通りに建設し、被災者優先で50~60人を雇用したい」と話している
50221
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0408
- 見出し:
- 佐久穂で郵便で送れない品を書いた明治の木製の板発見
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20110408/KT110407SJI090012000022.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
南佐久郡佐久穂町高野町の農業高見沢勝之さん(70)宅で、「明治十六年」と記され、郵便で送れない品物を書いた木の板が見つかった。
郵政資料館(東京)によると、当時、利用者に注意を呼び掛けるため郵便局に掲示していた可能性が高い。
この時期の資料は処分されていることが多く、残っているの
は珍しいという。
高見沢さんは近く同館に寄贈する考えだ
板は縦25センチ、横175センチほど。
高見沢さんが1月に離れの屋根裏で見つけ、いったんは自宅敷地のぬかるみに渡した。
ところが、よく見ると文字が書いてあり、「郵便」「明治十六年」などと読めた。
「珍しい物かも知れない」と洗って取っておいたという。
書かれた内容は「郵便に差し出す不可物品」と始まり、毒薬や動物、わいせつな図画など「風俗を害す」物、貨幣など17点を列挙している。
それらを郵便で出すと罰金刑になる、とも。
最後に「明治十六年 駅逓(えきてい)局」とある。
高見沢さんが同館に確認すると、同館も所有していない品だった。
同館によると、日本の郵便事業は1871(明治4)年に始まった。
駅逓局は郵便事業を所管する国の機関で、板に書かれた明治16年は、増える郵便物に対応するため制度を見直しながら事業をしていた時期で、大体一つの町に一つは郵便局があったという。
当時の南佐久郡高野町村には1874年に開
局していた。
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