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2011年- 避難所に遊びとおもちゃを |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 50153
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0401
- 見出し:
- 避難所に遊びとおもちゃを
- 新聞名:
- 洛南タイムス
- 元UR(アドレス):
- http://www.rakutai.co.jp/news/0330/004.html
- 写真:
- -
- 記事
-
震災で傷ついた子どもの心身をいやすには、食べ物と同じくらい「遊びやおもちゃ」が必要。
子どもの笑顔を取り戻すため、おもちゃ支援に協力を――宇治市内のNPO法人が東日本大震災の被災地の子どもたちにおもちゃを届ける取り組みを進めている。
ガラガラ、木製のミニカー、縫いぐるみ…など経験を活
かしたセラピストが選定しており、電池が必要なゲーム類などを除き、幅広い市民の協力を呼びかけている。
被災地の子どもたちにおもちゃを送る取り組みを始めたのは、子どもの発達支援などに取り組んでいるNPO法人(特定非営利活動法人)アジール舎「ころぽっくるの家」=宇治市槇島町大幡、亀口公一会長=
ころぽっくるの家は「共に生き 共に育つ 子どもたちへ!」を合い言葉に3年前にオープン。
発達につまずきや問題を抱える子どもを対象に児童デイサービスの活動を開始した
児童デイは障害者自立支援法による支給決定児童とその家族が対象だが、発達のつまずきや混乱をほぐし、早期療育で2次的障害を未然に防ぐため「可能な限り就学で切れることがないようにしたい」と、利用年齢を概ね2歳~8歳まで幅を広げて運営している
亀口さんは臨床発達心理士として長年にわたって子どもと向き合ってきた。
そうした経験から、震災が発生して以来、悲痛な大人の声に隠れて、声すら挙げられない幼児の心の叫びにいたたまれない日々を送っていた
被災直後は親がそばにさえいれば厳しい環境変化にもそれほど動じないが、長期化して親自身が疲弊した時には子どもの心的な傷は深くなるという
赤ちゃんにミルクとオムツが必要なように、小さな子どもたちは「遊びとおもちゃ」を求めている。
避難生活にあって子どもたちは自分が必要とする支援を求める力がない。
だからこそ、我々が声なき声に応える支援をしなければなりません――という
「ころぽっくるの家」にはガラガラ、木製ミニカー、縫いぐるみ、人形、コルク積み木、レゴブロック、かるた、クレヨン、目で追うおもちゃ、ママゴトセット、ひも遊びセット…など多彩なおもちゃが届けられている
新品もしくは清潔であれば使用中のものでもOK。
購入資金として現金も受け付ける
当面は今月31日を一区切りとしているが、4月に入ってからも継続する。
日・月曜は休館
NPO法人「ころぽっくるの家」は〒611―0041、宇治市槇島町大幡26。
おもちゃは直接持参するか℡34―2382に電話をしたうえで送付してほしいという。
【岡本幸一】
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