"
2011年-美作市「森林再生」事業 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 49841
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0225
- 見出し:
- 美作市「森林再生」事業 木材組合が公開質問状
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/110225/oky11022502180003-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
立木売却先、価格など3点
美作市が市有林の針葉樹を県外の業者に売却し、広葉樹を植樹する「森林再生」事業をめぐり、地元の「勝英木材同業組合」が安東美孝市長に、公開質問状を出したことがわかった。
組合関係者は「森林再生はいいことだが、地元に説明がないのは疑問」と話している。
同事業は、シカやクマなどの獣害防止には実がなるブナなどの広葉樹を増やすことが有効として、同市真殿、東谷上地区の市有林(約50ヘクタール)の針葉樹の立木約3万9千本を兵庫県宍粟市の建設業者に2500万円で売却。
その資金で広葉樹の苗木を購入し、今年春からボランティアらの協力で
植樹する計画だった。
公開質問状は「売却先が県外業者なのはなぜか」「売却金額の算定方法は」「伐採後の森林再生計画は」の3点について、市の説明を求めた。
売却金額については、「1本あたり約640円となり、いくら材価が低迷しているといっても、あまりにも安価のように思います」と指摘した。
公開質問状に対し、安東市長は、森林再生の意義を強調しながら、市内の業者に協議、相談しなかったことを陳謝する回答をしたが、具体的な内容はなかった。
組合関係者は「市側からは、事業についての情報や事前協議は一切なかった。
市長の回答は公開質問状の回答になっていない。
ボランティアで植林がうまくいくとは思えない」と話している
fff: