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ID:
49777
年:
2011
月日:
0221
見出し:
間伐材有効利用へ妙案! 木工からくり玩具に着目
新聞名:
河北新報
元UR(アドレス):
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110220t15002.htm
写真:
【写真】
記事
県北部地方振興事務所(宮城県大崎市)が、間伐材の有効活用法として、木工からくり玩具の普及に取り組んでいる。
大崎市古川の木工作家村上章さん(56)に製作を依頼した。
大崎地方の自然や地名を題材にした作品を3月、市内や東京でPRし商品化を後押しする 振興事務所内に昨年度、間伐材の利用法を探る研究会があり、ホームページで活動を紹介したり、意見を募ったりしていた。
これを見た三重県のイベント企画会社が、からくり玩具を提案。
村上さんを紹介した 製作の依頼を受けた村上さんは「間伐は森林の保全に不可欠。
スギが多く使われれば、花粉症の人の役にも立ちそう」と引き受けた 振興事務所は、玩具のデザインを大崎地方の地域づくり団体などから募集。
蕪栗沼のガン、鬼首地区にちなんだ鬼をモチーフにする案を採用し、村上さんがそれぞれ試作した 作品は、ハンドルを回すとガンが飛んでいるように上下するものと、鬼は表情が変わり金棒を持った手が動く玩具。
使用したのは県外の木材だが、正規品は鬼首地区のスギ間伐材で製作を進めている 完成品は、3月4日に県大崎合同庁舎1階ロビーで開く「おおさき市」で展示する。
同12日には東京の県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で披露。
木工関連業者らに見てもらい、商品化の可能性を探る計画もある 将来は市民団体が玩具の受注を担当し、村上さんが製作する形態を想定している。
県北部地方振興事務所は「首都圏の住民に、宮城の自然や森林資源を活用する意義をアピールしていきたい」と話している fff:
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