v11.0
- ID:
- 49201
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 県産原木:台湾へ輸出 販路拡大に期待
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20101217ddlk36020549000c.html
- 写真:
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- 記事
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県森林組合連合会(県森連)は、県産木材の販路拡大につなげようと、杉の丸太原木を台湾に試験的に輸出する。
原木の輸出は県内では初めての試みという。
16日、徳島市の港湾部でコンテナへの積み込みが始まった。
県によると、輸出されるのは原木約2200本。
船に積まれ、24日に出港する予定。
販売額は約100万円が見込まれ、台湾では杭などの土木用資材に利用される。
原木の輸出は宮崎県などで事例があるが、全国的に見ても少ないという。
県は県森連などと連携し間伐材の利用促進に取り組んでおり、年間で05年度の5倍に当たる10万立方メートルの搬出を目指している。
一方、景気の低迷で国内の住宅着工数が落ち込んでいることなどから、新たな販売先を模索していた。
県森連の熊谷幸三専務(60)は「日本は森林資源が豊富ながら、輸出経験に乏しい。
今回の輸出を通じ、出荷体制などの課題を検証したい」と話している
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