v11.0
- ID:
- 49160
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1216
- 見出し:
- 若い感性木工品開発に 日大生、デザインで協力
- 新聞名:
- 徳島新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/12/2010_129237581868.html
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- 記事
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阿波、吉野川両市と両市内の林業関係者らでつくる「吉野川(阿波麻植)流域林業活性化センター」が、日本大学デザイン学科とともに、県産杉を使った木工製品の商品開発に取り組む。
学生らの若い感性を生かして、消費者にアピールする家具などをデザインしてもらう。
デザインに取り組むのは、木工デザインや日本の伝統技法の研究が専門の深谷基弘教授と同学科の2~4年生22人。
来年2月ごろまでに5グループに分かれて各1点程度、考案する。
出された案は、両市内の林業、木工関係者らに商品開発の参考にしてもらう。
11月中旬、県内入りした学生らはセンター事務局から県内の杉、ヒノキの生産、消費動向などについて説明を受けた後、阿波市市場町日開谷のヒノキ林で間伐を体験。
吉野川市美郷の井原製材所や三好市の木材53件市場などを見学した。
学生らは年内にも家具の図案をセンターに提出。
センターの職員らと協議しながら最終的な形を決め、2月ごろに県産杉を使って試作品を仕上げる。
4年生の近藤龍太さん(22)は「素材の原点である林業の現場を知り、いい経験になった。
皆さんの期待に応えられるものを作りたい」と話している。
事業は、林野庁の補助事業「山村再生プロジェクト」の一つ。
木工デザインのアドバイスを深谷教授から受けている井原製材所がセンターに提案した
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