v11.0
- ID:
- 49091
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1213
- 見出し:
- 木製の艇が復活、20年余ぶりに諏訪湖進水
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20101212/KT101211GVI090004000022.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
諏訪地方の60代の5人でつくるボートチーム「諏訪マスターズ」は、諏訪郡下諏訪町漕艇庫に唯一残っていた4人で漕ぐ木製の艇を整備し直し、11日、諏訪湖の町漕艇場で乗り心地を確かめた。
この艇の進水は20年余ぶりといい、メンバーは木製の艇を漕いでいた時代を懐かしんだ
艇は1982(昭和57)年製で、「龍神」と名付けられている。
マスターズの一人で県ボート協会理事長の青木成雄さん(67)=諏訪市大和=によると、地元のクラブチームが5、6年間乗ったが、平成に入った頃からプラスチック製の艇が主流になり、使われなくなっていた。
全長12メートル余。
プラスチック製よ
り数キロ重く、60キロ余りある。
メンバーは「木の風合いがあり、もったいない」と、10月末から艇を改造。
オールを掛ける部分を付け替えるなどして、4人の漕ぎ手とコックス(舵手)で組み、漕ぎ手が両手に1本ずつオールを持つクオドルプル用にした。
この日は、集まった4人が「さーて、どうかな」と期待を込めて漕ぎ出し、声を掛けながら片道約2キロを1時間ほどかけて2往復した。
青木さんは「安定していて漕ぎやすく、オールを掛ける部分の調整も割と良かった。
二十数年ぶりに使ったにしては傷みがない」と笑顔。
当面は練習用とし、機会があれば大会
でも使うという
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