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- ID:
- 45740
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0421
- 見出し:
- 愛知 木材・木製品出荷額 静岡県に次いで全国2位
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://news.google.co.jp/news/search?pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&q=%E6%9C%A8%E6%9D%90
- 写真:
- 【木材業】
- 記事
-
農産物の産出額全国トップは10品目-。
県が2008年の農業実績をもとに作成した資料「農業の動き」から、全国有数の農業県・愛知の姿が浮かび上がった。
中でもキクやバラなど花の産出額は1962(昭和37)年以来連続して全国シェア1位で、県の農業を引っ張っている
県農林政策課によると、08年の県の農業産出総額は3210億円で、北海道、茨城県、千葉県などに続いて全国6位。
品目別では、キク、キャベツ、シソ、ウズラ卵などが1位だった
このうち花の産出額は607億円で全国トップを維持したが、前年と比べると約14%の減少。
反対に野菜や鶏卵、ブタの産出額は前年に比べ増加した
資料には気象災害による農作物被害についても掲載。
09年10月の台風18号では、90年の台風19号以来、19年ぶりに100億円を超える約127億円の被害が出た。
特に台風の通り道となった東三河での被害額は約115億円に上り、県全体の91%を占めた
林務課がまとめた「林業の動き」によると、県の林業産出額(08年)は27億円で全国36位にとどまっている
一方、名古屋市など大きな消費地を抱えていることから、外材を使った製材、合板などの木材工業は好調。
木材・木製品出荷額は1754億円に上り、2000年以来の連続1位は途切れたが、静岡県に次いで全国2位だった
沿岸漁業や養殖業などの動向を調べた「水産業の動き」によると、シラスとアサリ類は08年の全国生産量第1位。
ウナギやアユ、キンギョの養殖も全国1位になっている。
シェアでは、アサリ類が49%と高く、ウナギ養殖が30%、シラスが16・5%だった
就労状況では、農林水産業いずれも従事者が減少している。
5年前と比較すると、林業(583人)は14%減、水産業(5000人)は5%減、農業(9万8000人)は4%減となっており、県は新規就業者の確保を今後の課題に挙げている
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