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    ID:
    48972
    年:
    2010
    月日:
    1204
    見出し:
    アブラヤシ幹を家具用木材に使用、FRIMで研究開発
    新聞名:
    マレーシアナビ
    元UR(アドレス):
    http://www.malaysia-navi.jp/news/101203060834.html
    写真:
    -
    記事
    マレーシア森林研究所(FRIM)は環境に優しい森林資源活用の新プロジェクトとして、アブラヤシの幹を家具等に活用する「マイスクリム(Myscrim)−OPTプロジェクト」を発表、2011−2015年までに1,000万リンギの研究費用が必要であると発表した。
    FRIMは既に150万リンギを投資している。
    2日、マイウッド・リソー シスとの研究開発提携調印式が行われた。
    マイスクリムプロジェクトの責任者である、マルザリナ・マンソール氏は、アブラヤシは糖分と炭水化物の含有量が多く、カビ発生が起こりやすいことや、害虫の被害を受けやすく、湿っていることなどから木材加工用には不向きだといわれていたが、加工方法によっては家具やインテリア用に使用可能だとコメント 。
    国内での供給可能量が非常に多く、現在供給不足が問題となっているラバーウッドを代替する木材になりうると語った。
    今後5年以内に商品化を目指すという。
    マレーシア木材業界も新しい環境に優しい商品として注目している。
    今回提携契約を締結したマイウッド・リソーシスのビンセント・ヨン財務・総務取締役は、アブラヤシの幹は大きな可能性のある素材だとコメント。
    一刻も早い商品化を実現し、マレーシア木材業界の発展に貢献したいと語った。
    同社は今後5,000万リンギを投資、試験工場を建設する。
    fff:

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