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- ID:
- 48859
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1126
- 見出し:
- 火力発電所燃料に木材チップ
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101125-OYT8T01114.htm?from=os4
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- 記事
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釜石市鈴子町の新日鉄釜石製鉄所は、10月から火力発電所の燃料の一部として、木材チップを使い始めた。
同市などから集めた間伐材や伐採したまま放置されている残材などを再利用しており、環境対策の推進や新たな雇用創出などにも期待が集まっている。
間伐材などを粉砕機でチップ状にする(25日、新日鉄釜石製鉄所で)
燃料となる木材は、粉砕機で5センチ角のチップにされ、数か月間乾燥させた後、主燃料の石炭に2%の割合で混ぜて使う。
釜石市は面積の9割を森林が占めており、市は昨年度から、間伐材などを活用する「緑のシステム創造事業」を始めていた。
来年4月の本格稼働後は年間5000トンの木材チップを投入する計画で、1年間にCO2は7000トン、石炭は2800トンを減らせる見込みという。
同製鉄所は「市や森林組合と連携し、使われない資源を積極的に活用していきたい」としている
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