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- ID:
- 48702
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1116
- 見出し:
- 休止の製材工場を貸与 「与志本」が稼働へ
- 新聞名:
- 十勝毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokachi.co.jp/news/201011/20101115-0007190.php
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- 【写真】
- 記事
-
大樹町森林組合(菊地盛行組合長)は、販売不振のため今年3月、生産を休止した同組合のカラマツ製材工場(町下大樹)について幕別町など道内に3製材工場を持つ双日北海道与志本(本社オホーツク管内大空町、加藤裕司社長)に貸し出すことが15日までに分かった。
事務レベルで調整を進めてお
り、今年度中にも工場を稼働させる。
機械購入などに数千万円の設備投資が見込まれている。
関係者によると、同社は工場建物や機械設備などを賃借料を支払って借り受け、大樹工場として運営。
原木は、同社の親会社である双日与志本林業(東京)を通じて同組合から購入する予定。
年間生産量はカラマツ製材約1万立方メートル、ほかにチップなど7000立方メートル。
年間数億円の売り上
げを見込んでいる。
既に従業員の求人を開始しし、工場休止で自宅待機している従業員にも就労を打診している。
勤務は来年1月からの予定
同社は双日与志本林業の100%出資の子会社で、従業員が60人、昨年度の売り上げは約10億円。
大樹工場について「時期をみて、正式に発表したい」とコメントしている。
同組合は、今年2月に町内で開いた通常総会でカラマツ製材工場の一時休止を報告。
同組合の2009年決算によると、総取扱高は計画比86%の3億3786万円。
当期未処理損失金は2047万円で、任意積立金2500万円を取り崩して補てんした
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