v11.0
- ID:
- 48604
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1109
- 見出し:
- 県が林業の体質強化加速 木材供給センター完成
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003591758.shtml
- 写真:
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- 記事
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兵庫県が、県内林業の体質強化に向けた取り組みを加速させる。
2006年度から整備を進めていた大型製材加工場「兵庫木材44件センター」(宍粟市一宮町)が7日に完成。
原木の調達から販売までを一貫して扱う県内初の拠点で、価格競争力の向上などを図る
県産木材の流通は、朝来市和田山町など県内4カ所の競り市場を経て、製材工場などが加工した後、仲卸会社などが販売するのが一般的。
一方、同センターは、原木の調達から住宅用の材木加工、販売までを一貫して手掛ける。
流通を簡素化してコストを抑え、輸入材との価格競争力を強化するほ
か、需要減に伴う単価下落に対応する
兵庫は県土の7割が森林。
うちスギやヒノキなどの人工林が約4割を占める。
主にスギが木材44件利用に適した時期を迎えており今後、センターで間伐材の有効活用を進める
センターの運営は、県内を中心に栃木、京都の木材生産会社や製材会社など21社でつくる協同組合「兵庫木材センター」(八木数也理事長)が担う。
年間の原木取扱量は最大12万6500立方メートル。
敷地面積は約5ヘクタールで、総事業費は国や県、宍粟市の補助金を含めて約30億円
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