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- ID:
- 48554
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1105
- 見出し:
- 「神谷の水」アピールへ巨大水車 勝山、地元住民が製作
- 新聞名:
- 福井新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=24583&storytopic=1
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- 記事
-
地元の名水「神谷(かみや)の水」をアピールしようと、住民が手作りした巨大水車が3日完成し、福井県勝山市村岡町栃神谷にお目見えした。
水がパイプから吹き出しゆっくり水車が回り出すと、集まった住民らから歓声と拍手が沸き起こった。
神谷の水は、国道157号から100メートル林道に入ったところの岩の間からわき出ている。
2006年に「ふくいのおいしい水」の認定を受けた。
地区全26戸の住民で今年発足した「神谷の水を守る会」が県の補助金を受けて企画。
4月から各地の水車を視察して準備を進めてきた。
場所は国道157号と県道栃神谷・鳴鹿・森田線の合流地点近く。
住民の農地約100平方メートルを借り、整備した。
この日は午前8時に地元の20~90代約20人が集結。
切断、加工しておいた木材33件を電動ドリルなどを使って組み立て、約5時間かかりで完成させた。
山岸法明区長(62)がパイプの栓を緩めると勢いよく水が噴き上がり、水車が回り始めた。
水車は木製で直径4メートル。
支柱は枕木の廃材、周囲の柵は地元で出た間伐材を使った。
これまで山のふもとにあった水くみ場も水車のそばに移設。
水源地から直接水を引き、パイプも新調した。
山岸区長は「住民が団結して取り組む良い機会になった。
今後もこの広場の活用していきたい。
水車を目印に、おいしい水を飲みに来て」と話していた
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