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    ID:
    48287
    年:
    2010
    月日:
    1021
    見出し:
    伝統工芸に外国人ら興味津々 12人が30カ所ツアー
    新聞名:
    朝日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201010200040.html
    写真:
    【写真】
    記事
    岐阜の伝統工芸が外国人の注目を集めている。
    米国を中心にコロンビアなどから来県した12人が20日、見学ツアーに出発。
    29日までの10日間、美濃の手すき和紙や高山の仏像彫刻など、30カ所近い工房や施設を巡る。
    企画した米国の木工家、ドリュー・ランズナーさん(67)は「岐阜は工芸の宝箱だ 」と目を輝かせる。  20日午後、ツアーは岐阜市内の和傘工房を訪れた。
    傘作りが昔は侍の内職だったことや、この地域で和傘づくりが盛んなのは美濃和紙の産地が近く、川があって流通にも便利だから、などと説明を受けた。
    ある部品は日本で1人しか作る人がいないと紹介されると、驚きの声が上がった。  ランズナーさんは米国のノースカロライナ州在住。
    非営利法人「カントリー・ワークショップス」の代表で、市民に木工の指導を30年以上続けている。
    20年ほど前に世界の物作りの現場を見るツアーを始め、これまでにスウェーデンやスイス、イギリスを訪れた。  来日は今回が4回目。
    2003年と04年は、漆塗り職人(京都市)やカンナやのみなど木工用道具作りの現場(新潟県三条市)を見学した。
    08年は兵庫県、京都府と回り、最後の3日間を岐阜県にあてた。  岐阜市のキリたんす職人や美濃の川舟大工のもとに足を運び、「たくさんの工芸がこの地域に息づいている」と驚いた。
    より詳しく知るために、今回は岐阜県だけに絞ったツアーを計画した。  協力したのが、NPO法人「グリーンウッドワーク協会」(美濃市)だ。
    顧問で県立森林文化アカデミー講師の久津輪雅(まさし)さん(42)がランズナーさんと何度もメールをやりとりして、訪問先を選んだ  久津輪さんが、見学先にふさわしいと思える岐阜の工芸を紹介し、ホームページがあればアドレスを教えた。
    伝統芸能にも興味があるランズナーさんが逆に、「岐阜になら古来の人形劇もあるのでは」と質問し、久津輪さんが探したところ、たまたまツアー期間中の24日、瑞浪市で開かれる半原操人形浄瑠璃 公演の観劇も実現することになった。  「たくさんの所を回るより、一つの地域をじっくり見たい」というランズナーさんの要望にこたえ、久津輪さんは「地元の人もなかなか行かない所を選んだ」という。  一行はランズナーさん以外にアメリカ人が8人、コロンビア人が2人、ニュージーランド人が1人。
    日本刀鍛冶(かじ)、小瀬鵜飼(うかい)の鵜匠(うしょう)(関市)、虎渓山水月窯(多治見市)、飛騨の山樵道具収蔵庫(飛騨市)、飛騨春慶曲物木地(高山市)などを訪れる予定だ fff:

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