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- ID:
- 48221
- 年:
- 2010
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- 「木の器づくり」技伝授 大分の職人若手指導 伊豆
- 新聞名:
- 静岡新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shizushin.com/news/local/east/20101019000000000027.htm
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- 記事
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木の器づくりの第一人者で木地師の時松辰夫さん(73)=大分県由布市=が7月から、伊豆市城のNPO法人伊豆森林夢巧房研究所の工房を毎月1回訪れ、若手職人に木の器づくりの技術指導を続けている
この取り組みは、職人の育成を目的に7月から来年3月まで20代2人、30代1人の若者を雇用した県地域人材育成プランの一環。
時松さんは木目を見せる透明な塗装の技術などを伝えようと、来年3月まで10回にわたり、道具となるカンナやロクロの作り方から若手職人を指導している
大分県の由布院温泉観光協会理事も務め、地域おこしにもかかわる時松さん。
伊豆半島のヒノキやスギの間伐に取り組む同NPO法人の森林ボランティア活動を踏まえ、「森林ボランティアならではの知識や知恵を生かした器を作れるよう育ってほしい」と期待する
指導を受ける若手職人の松本克也さん(24)は「時松さんから指導を受けられるのは恵まれた環境。
仕事にやりがいや楽しみを感じる」と話す
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