v11.0
- ID:
- 47885
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0928
- 見出し:
- 命吹き込む職人技のアート
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000161009270003
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
芸術の秋です。
今回はちょっと変わった道具で作品を作る方を紹介しましょう。
その方の名は小林幸紀男さん。
チェーンソーカーバーと呼ばれる方です
チェーンソーは木を伐採するときなどに使う道具。
それを使って原木からフクロウや熊、トラなど色々な作品を作りだすアーティストなんです。
横須賀市長井に住む小林さんは県内でも数少ないチェーンソーカーバー。
5年前からその世界に足を踏み入れ、そこから独学で極めていき、今では大会で優勝する
ほどの腕前なんだそうです
軽いものでも2キロはあるチェーンソーを自分の手足のようにスイスイと動かし、切って削って彫って整えて作品を生み出します。
それはまるで、処分される運命だった間伐材に新たな命を吹き込むかのようでもあります
見てると簡単そうですが、実際に挑戦すると、これがなかなか難しいのです。
チェーンソーをうまく操れないし、木そのものの堅さにも負けて腕がヘトヘトに。
明日は間違いなく筋肉痛。
これは職人技のアートだと実感しました
fff: