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    ID:
    47696
    年:
    2010
    月日:
    0913
    見出し:
    しずおか:チェーンソーで彫刻を作る伊那下神社の宮司・森清人さん
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100912ddlk22070129000c.html
    写真:
    -
    記事
    カメ、フクロウ、ネズミ……。
    緑深い神秘的な雰囲気の境内に、愛嬌(あいきょう)たっぷりの動物たちの像が並ぶ。
    ディズニーの世界が神社に出現したようだ。
    松崎町の伊那下(いなしも)神社境内に広がるこの森林を「精霊の森」と呼ぶ人もいる。  これらは、チェーンソーだけを使った木の彫刻だ。
    95年秋、隣接している森の大きなクスノキが倒れて本殿脇の境内社を押しつぶした。
    そのクスノキを使って、3体の神様を彫ったのがきっかけだった。  伐木業者が「この木は彫刻に向いている」と言ったのをヒントに、高さ1・5メートル前後の像をチェーンソーとノミで彫った。
    「倒木の一部が、3神の一つである弁財天の姿のように見えた」と振り返る。
    当時は、チェーンソーにも細部を削る小さな刃があるのを知らなかった。  出来上がったご神体は氏子や近所の人たちの間で大好評。
    特に、長さ数十センチのわらじを何枚か組み合わせた手足の健康をつかさどる「大足大明神」は、ユニークな姿が評判だ。
    これまで約70体を彫り、50体前後が境内に展示されている。  材料は、倒れるおそれがあるため伐採された松やアスナロなどだ。
    境内が松崎のシンボルの一つ牛原山(標高236メートル)の遊歩道の入り口にあり、「人間の都合で切り倒された木を、自然に帰してあげたい」と、遊歩道脇にも作品を置き始めた。  現在、入り口付近と、頂上近くに約10体ずつ設置されている。
    「全長650メートルの遊歩道の入り口から頂上まで並ぶまで頑張り、親子のきずなの大切さなど、昔からの教えを、形で表現した彫刻を作りたい」と意欲を燃やす fff:

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