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- ID:
- 47617
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0908
- 見出し:
- 地産地消、中学校に杉の新机 家具産業活性化も狙う 佐賀市の諸富中
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.asahi.com/edu/news/chiiki/SEB201009070011.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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佐賀市の諸富中(生徒346人、田中直樹校長)で、新学期から同市富士町産の杉を使った机が使われることになった。
諸富家具振興協同組合が市から委託を受けて作製。
改築した新校舎にも、床や壁の一部に杉の間伐材が用いられており、校舎には木の香りが漂う。
最初に机といすが納入された別の小中一貫校では、軟らかい杉の素材は傷が付きやすく、机の上にマットを敷かなければならなかった。
新しい机といすは、木材を圧縮して硬く改良した。
その分重くなったが、使いやすいと生徒には好評だ
サイズは2種類で360セットを用意。
1セット約2万円と従来の机といすの2倍以上の価格だが、市教委は「木材の地産地消と、地場産業活性化のために取り入れた」と説明した。
3年生の原田恵里花さん(15)は「高級な感じがする。
触り心地が気持ち良く、教室も明るくなった」と満足そうだった
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