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    ID:
    45734
    年:
    2010
    月日:
    0420
    見出し:
    遊具1割「使用禁止」 愛知の県営10公園
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010041902000188.html
    写真:
    【写真】
    記事
    愛知県大府市の「あいち健康の森公園」など、県営の公園10カ所に設置されている遊具のうち、1割以上が新しい安全指針による点検で不適合となり、長いもので今年1月から使えなくなっている。
    県は修繕計画を「これから検討する」といい、春の行楽シーズンを迎え、公園職員も対応に苦慮している  県によると、使用禁止になっている遊具は、一部不可も含めると10公園768基のうち86基に上る。
    名古屋市名東区の牧野ケ池緑地が56基中の23基、健康の森公園では61基中13基など  県では、「遊具長寿命化計画」を策定するため、今年1月から3月にかけてあらためて遊具の安全点検を実施した。
    2008年8月に改訂された国の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」に従い、その中に引用されている日本公園施設業協会の「遊具の安全に関する基準」に照らした  基準では子どもの体が挟まらないように、柵やネットなどの間隔が中途半端な広さの10~23センチは不可などと設定されている。
    点検の結果、10公園の遊具のほとんどが08年以前に設置されており、多くはこの基準に引っ掛かったという。
    指針では使用禁止などと定めてはいないが、県は安全確保の観 点から独自に使用を取りやめる判断をした  4分の1近くの遊具が禁止になっている健康の森公園では、滑り台とはしごなどを組み合わせた大型複合遊具が、主にネットの“不合格”でほとんど使えない。
    滑走遊具「ロープウエイ」も、乗り台に上がる階段状の丸太の間隔が不可で禁止になった。
    同公園は、禁止遊具にはロープを巻き「修繕等を検討中 であり方向性が決まり次第お知らせする」という紙を付けた  県公園緑地課は「指針には、重大な事故を起こす可能性がある場合に対策を講じることが明記されている。
    予算の関係もあり、優先順位を決めて対処していく」としている  指針を設けた国土交通省公園緑地・景観課の担当者は「安全管理に関する基本的な考えを示したもので具体的対応は自治体に委ねられている。
    ほかでどのような運用をしているか把握していない」と説明。
    ただ「自治体の安全意識が高まり、管理レベルが上がるきっかけになっているとしたら、良いことだ」と 話している  三重県は1~3月、県営都市公園5カ所の遊具57基を点検したが、改訂された安全指針に不適合の遊具はなかった  岐阜県では、日本公園施設業協会の基準を踏まえた点検を実施しているが、基準を満たさない遊具は見つかっていないという  名古屋市では「古い基準の遊具が即座に危険なわけではない」(緑地施設課)との理由で、個別の遊具が新基準に適合するかどうかの調査はしていない。
    老朽化に伴う更新時に新基準に合った遊具を順次導入している fff:

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