v11.0
- ID:
- 副産物である木酢液の効果が実証されたことを受け、いしかわグリーンパワーは「資源 の循環を促進していきたい」としている
47337
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0821
- 見出し:
- 雑草抑える効果があるのは? 木材チップ
- 新聞名:
- 須坂新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.suzaka.ne.jp/news/index.php?subaction=showfull&id=1282428055&archive=&start_from=&ucat=4
- 写真:
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- 記事
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県須坂建設事務所は河川環境改善工事で、鮎川左岸の大宮橋(須坂市上八町)上から栃倉下橋(仁礼町)まで約1.2㎞区間で、7月初めまでに堤防のり面に雑草の繁茂を抑える「木材チップ」を3.5m幅で敷いた。
管内一級河川では4年目の試みで、鮎川は3カ所目だが、今回は市内業者が作る長さ5~1
0㎝の粗い木片を初採用した。
1カ月半が経過し、維持管理課は「9割以上は抑えられ、効果が上がっている」と話す
同区間は主要地方道長野須坂インター線に接し、県の信州ふるさとの道事業や市の花と緑のまちづくり事業でサルビアやヘブンリーブルーを植え、市民と行政が彩りある道路環境をつくるフラワーロードとして発信中だ
河川敷から雑草が伸びるのを防ぐため、市は同区間で草刈り(須高広域シルバー人材センターに委託)をしている。
木材チップは作業を終えた後、県の事業で敷いた。
材料は河川内から除いた、流水を妨げる支障木。
市内業者に依頼してチップ化し、木片は再び堤防のり面へ収まった
鮎川での工事は参宮橋上流2カ所(19、20年度)に続く。
ほかは松川(下松川橋下流左岸、21年度)と、百々川(鮎川合流点下流左岸、同)で行った。
過去に実施した4カ所は県所有のチップ粉砕機を使ったが、1台で使用頻度が高く、分解されやすい細かな木片となるため、今回は市内業者の粗めを使って試行した
維持管理課は「つる性植物は河川敷から道路へはい上がってきて抑えられないが、ヨモギなどの雑草は抑えられている。
今後の経過をみたいが、現段階では効果あり」と話す
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