2010年- プレカット材受注増に対応 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地

ID:

47279

年:

2010

月日:

0818

見出し:

ポラテック　坂東工場の生産力強化　プレカット材受注増に対応

新聞名:

SankeiBiz

元UR(アドレス):

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100818/bsc1008180504007-n1.htm

写真:

記事

住宅メーカーのポラスグループで住宅用プレカット材を製造するポラテック（埼玉県越谷市）は、主力の坂東工場（茨城県坂東市）の生産能力を１割増強、本格稼働を開始した。
プレカットは木造住宅を建築する際に、あらかじめ工場で木材を加工する手法。
「中小工務店を中心にプレカット材の受注が増えている」（中内晃次郎・ポラテック社長）ことから、増産体制を整えた。　坂東工場では柱やはりなどの構造材を主体に、その他の住宅用部材を生産している。
従来の月産能力は１６万５０００平方メートルだったが、約３億円を投資して製材機を新設し、１８万１５００平方メートルまで拡大した。　地方の中小工務店はこれまで、建築現場で木材を加工するケースが主流だった。
一方、プレカットは工期の短縮やコスト削減を実現できる。　このため、工務店の従業員の高齢化に伴って、加工に手間がかからないプレカット材を採用する動きが相次いでいる。
同社も最近は月当たり４０件の新規顧客を獲得しており、生産増強を決めた。　ポラテックのプレカットは低コストでの加工に加え、３次元曲線でもミリ単位の加工を実現するなど、高い精度と品質で定評がある。
坂東工場のほか、滋賀工場（滋賀県甲賀市）でも生産している。　また、昨秋には中国・天津にＣＡＤ（コンピューターによる設計）業務の合弁会社を設立した fff:

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