v11.0
- ID:
- 47259
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0817
- 見出し:
- 桐たんすの廃材で作る「桐炭」が化粧品原料に生まれ変わる
- 新聞名:
- ValuePress
- 元UR(アドレス):
- http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=62979
- 写真:
- -
- 記事
-
株式会社サティス製薬
ジャンル
ファッション・ビューティー
カテゴリ
製品
プレスリリース配信日時
2010年08月18日 13時
プレスリリースタイトル
ふるさと元気プロジェクト「本庄の桐たんす廃材を化粧品原料「桐炭」にリサイクル活用」皮脂や角質の汚れやにおいを強力吸着、驚異の桐炭消臭パワー
プレスリリース要約(全角150文字以内)
化粧品・石鹸の受託製造(OEM)を行う株式会社サティス製薬は、推進する「ふるさと元気プロジェクト」活動の一環として、埼玉県本庄市の桐たんす制作工程で、必ず出てしまう廃材を利用した「桐炭」を化粧品原料として開発しましたので、お知らせします
プレスリリース本文
■桐たんすの廃材で作る「桐炭」が化粧品原料に生まれ変わる
桐たんすに使用される桐は、伐採した桐を丸太で3年、板で数カ月雨風にさらしてアクを抜き、ようやく製材となります。
その後の工程で材の切れ端が多く出ており、廃棄処分されていました。
こうした中、本庄市の関根桐材店ではこの廃材を炭焼きし「桐炭」として、河川浄化に再活用しています。
サティス製薬で
は、河川浄化に利用される桐炭の、不純物を吸着する性質に着目し研究開発をいたしました。
これまで捨てられていた廃材を再利用し、地球にやさしい原料でもあることから「ふるさと元気プロジェクト」活動の一環として、*フィトログシリーズに加わりました
*サティス製薬では植物の素材カタログをフィトログ、微生物の素材カタログをバイオログと呼んでおります
■「桐炭」の特徴
桐の種類は日本桐、中国桐、台湾ウスバ桐など様々ですが、木質や木目の美しさから、日本桐が最高品質だと言われており、その中でも気候、水、土壌等の要素から、東北地方や新潟のような米どころの桐が最上級の評価を与えられています
関根桐材店では、秋田県産の桐でたんすを作っています。
桐たんすはタンニンを含むため腐りにくく、防虫効果に優れています。
そのような桐たんすを作る工程で、どうしても廃材として出てしまう端材を木炭にした桐炭は、河川の水質浄化、土壌の活性化、食品食味の向上などに活用されています。
小さな気
孔が無数にあいている桐炭は、水の中の不純物を吸着する作用があり、吸着した不純物は桐炭に付着している有機微生物が分解浄化してくれます。
加えてミネラルが豊富に含まれているため、桐炭をまいた土で育った農作物の食味が向上したり、気孔が土壌細菌のすみかとなって農薬の削減に成功したり
と、土壌の活性化にも大いに効果を上げています
■「桐炭」の効能
桐炭は乳鉢で軽く潰すだけでパウダー状になり、きめの細かい粒子の粉末となります。
この粒子は細かいだけでなく均一であり、カリウム、マグネシウム、カルシウム等ミネラルを多く含みます
桐炭は多孔質という特徴から想像できるように非常に軽く、体積に対して内部表面積が非常に大きいので、皮脂や角質等の汚れを強力に吸着します。
この性質は、大小さまざまな臭いの分子までも吸着するほどであり、汚れを落とすだけでなく、消臭効果を大いに期待できる素材だと言えます
■今後の展開
汚れや臭いの分子を吸着するという特性から、石鹸やシャンプー等、洗浄系の製品への展開を考えております。
また、サティス製薬では消臭石鹸の実績が多数ありますので、迅速且つ高品質の製品作りが可能でございます
同社は、「ふるさと元気プロジェクト」と称しまして、新たな国産素材を原料とした化粧品製品の開発に着手し、今後3年間で化粧品原料となり得る国産素材の100種類開発を目指しております。
地域生産者や産地の商工会議所、化粧品販売メーカー、取扱販売店などの様々なパートナーとの協力関係を構
築し、消費者により安心・安全な化粧品を流通させることで、化粧品を通して日本全国の「ふるさと」活性化に貢献してまいります
「ふるさと元気プロジェクト」活動にご賛同頂ける地元の生産物を町おこしに活用されたい行政機関や商工会議所、国産素材の化粧品を販売されたいメーカーや販売店、本プロジェクトをお取上げ頂けるメディアの皆様からのご連絡をお待ちしております
「ふるさと元気プロジェクト」とは? http://www.saticine-md.co.jp/genki-pj/
日本全国のこだわりの生産物や地方に眠っている自然素材をサティス製薬の研究開発スタッフが生産者を訪問し開拓、化粧品原料となり得る国産自然素材を3年間で100種類開発し、製品化する地域活性化プロジェクトです
サティス製薬では、地域生産者が作るこだわり素材を化粧品の原料として採用し、独自の研究開発力をもって製品化すると同時に、本プロジェクトから生み出された製品を商品化する化粧品販売メーカーや、取扱販売店によるPRを通じて、消費者に化粧品素材を提供している生産者や生産地域の情報を提
供し(トレーサビリティ)、「顔の見える化粧品」を通じて安心・安全な化粧品の普及に努めます
<製品化に成功した主な化粧品素材事例>
延命不老の伝説の果実 福島県西会津町「会津のクコの実」
清らかな名水に育まれた天然素材 埼玉県寄居町「風布の日本酵母」
伝統の玉締め製法で抽出の無添加100% 伊豆大島「ヤブツバキの椿油」
※各素材に関する資料のご請求は下記のお問い合わせ担当までお気軽にお問い合わせくださいませ
■サティス製薬会社概要
・会社名 : 株式会社サティス製薬
・代表者名: 代表取締役社長 山崎 智士
・設立 : 1999年12月
・所在地 : 埼玉県吉川市平沼1680
・資本金 : 5,100万円
・業務内容: 化粧品、医薬部外品、石鹸、医科向け外用剤の企画、
処方開発及び受託(OEM)製造
・URL : http://www.saticine-md.co.jp/
■本リリースに関するお問合せ
・株式会社サティス製薬
・担当:太田美紀
・TEL:048-984-2233 / FAX:048-984-2234
・E-mail:info@saticine-md.co.jp
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