v11.0
- ID:
- 」と話す
47228
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0813
- 見出し:
- クリスチャン・ラクロワがデザインしたインテリア材
- 新聞名:
- verita
- 元UR(アドレス):
- http://www.veritacafe.com/news/fashion/2010/08/2108/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
経営上、破たんしたオートクチュール業界のメゾン クリスチャン・ラクロワであるが、ラクロワの創造性は、将来的にも存続していくことは間違いないだろう。
フランス企業Marotte(マロット)の木材を扱いラクロワがデザインした内装壁面化粧材の新コレクションは2010年10月から発売開始が予定されている。
テキスタイルのように染め、プリントし、パッチワークし、重ねるなど巧みにアレンジされた木材は、今までの化粧材には見られなかったようなもの。
そもそもマロッ
ト社は、フランス産木材であるナラ、トネリコ、クルミ、カエデを原材料とした、壁面用の積層化粧材を数多く展開してきた。
近年は、森林保全のために輸入材も限定しており、地元の材料を見直している。
ラクロワがの着眼した創作は、普遍的な美の追求を感じさせる。
カーネーションの花のモチーフを黒一色でクルミ板にプリントしたIncarnation(アンカルナシオン)、レースが浮き彫りに見えるようなGuipure(ギピュ―ル)などの一枚パネルもあれば、アカンサスの形にカエデとシタン材を水圧ジェットで切りぬいた造
形を自由自在に連結することが可能なAcanthe(アカント)、木工彫り師が厚みを利用した模様のCornélie(コルネリ)など職人技をも重んじた創作内容がうかがえる
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