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ID:
どを決めた 47214
年:
2010
月日:
0812
見出し:
家具も“二面性”の時代! カリモク ニュー スタンダード
新聞名:
読売新聞
元UR(アドレス):
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/interior/recommend/20100811-OYT8T00564.htm?from=yoltop
写真:
【写真】
記事
カリモク ニュー スタンダード KARIMOKU NEW STANDARD 老舗メーカー「カリモク」が、デザイナーの柳原照弘(ISOLATION UNIT)をクリエイティブディレクターに迎え、今春のミラノサローネで発表した新ブランド。
木製家具メーカーのパイオニアとして、森林保全や林業の活性化の問題にも取り組み、日本国内の広葉樹を有効活用することを掲げている点にも注目したい REN 背もたれがやや低いので、背筋が自然に伸び、座った人の姿が美しく見える。
フレームに使われている木材はイタヤカエデ。
座面はブラック色の本革タイプとペーパーヤーンタイプの2種で、背もたれとシートのファブリックを交換することもできる。
デザインはカリモクデザインチーム。
幅60×奥行54×高さ70・座 高45cm、価格78,800円 COLOUR WOOD トラディショナルな素材使いや質感と、ポップでモダンな色や柄。
最近名前をよく目にするオランダの注目デザイナー、ショルテン・アンド・バーイングスによるサイドテーブルのシリーズだ。
伝統的な木工品に見られるような、幅の細い木の使い方を研究してデザインされたのだとか。
左から・62,000円(直径60.3cm )、75,800円(直径71.7cm)、57,900円(直径50.5cm)、67,500円(直径60.3cm) HOMERUN クラシカルな美しさとユーモラスな雰囲気を併せ持つ椅子は、ベルギーで活躍するシルヴァン・ウィレンツのデザイン。
イメージソースはアメリカのヴィンテージアニメ! 幅62.4×奥行48.2×高さ72・座高42cm、価格49,600円 NOOK ライフスタイルや住宅事情にあわせて使い方を考えることができるコートハンガー。
1人で使うなら部屋の隅に。
2人なら壁に寄り添わせて。
あるいは部屋の中央に置いてもいい。
デザインはクリエイティブディレクターでもある柳原照弘。
2010年秋に発売予定(参考作品) photos:Takumi Ota 穏やかで優しい人、まっすぐで情熱的な人、明るくて社交的な人。
「あの人って、どんな人?」の問いにひとことで答えられるようなキャラクターは、いつの時代だって人気者だ。
安心感があるし信頼できるし、人として“強い”と思う。 でも、それだけじゃない人、ひとことじゃ言い表せない人には、さらに大きくて深い魅力がある。
見た目も性格もマジメなのに実はめちゃくちゃパンキッシュ。
オープンマインドに見えてどこかミステリアス。
私たちをどうしようもなく惹き付けるのは二面性なんじゃないだろうか インテリア好きならずともおなじみのメーカー「カリモク」の新しい家具ブランド「KARIMOKU NEW STANDARD」は、そんな二面性の魅力にあふれた逸品ぞろいだと思う。 創業70年の歴史を誇りながら、常に日本の木製家具の“今”と“これから”を考え続けているパイオニア。
それがカリモクという老舗メーカーだ。
良質で安全な木材を使ってマジメにつくられる椅子やテーブルは、日本のライフスタイルにぴったり調和し、長く広く愛されている。
そんなカリモクに世界中のデザイン通 が注目したのは今年の春、ミラノサローネでのこと。
“ニュースタンダード”と銘打った椅子やサイドテーブル、コートラックなどが、デザインの最前線で高く評価されたのである。 この「KARIMOKU NEW STANDARD」は、カリモクが長年培ってきた家具づくりの技術やノウハウを最大限に生かしながら、デザインを国内外の気鋭デザイナーたちが手がけるもの。
“長く愛せて、大切に使い続けられる家具”というコンセプトはそのまま、新しい時代の空気感をふわりとのせたようなプロダクトがそろっている。 たとえば、伝統的な木工品のテクニックを研究しつつ、ポップな色使いやデザインで新たなプロダクトに昇華させたサイドテーブル「COLOWR WOOD」。
アメリカのヴィンテージアニメからイメージしたカタチを、高度な加工技術によって現代のスタンダードに仕立てた椅子「HOMERUN」。
部屋の隅でも、壁に寄り添わせても、はたまた部屋の中心でも使えるコートハンガー「NOOK」。
どの家具も、誰の部屋にプラスしても即座になじみそうな普遍性を感じさせる のだけど、かといって、シンプルな定番というのともちょっと違う。
きちんと強い個性を持っているのである。 特に私が惹かれたのは、キリリとした緊張感と優しいくつろぎ感の両方が感じられる椅子「REN」だ。
まず、目にした瞬間「あ、座りたい。
座ってみよ」と思わせる気軽さがある。
腰掛けるまでのハードルが高くないというか、初対面なのに”私の椅子“と感じさせちゃうような気軽さだ。
実際に座ってみると、背もたれの 高さが少し低くて自然に背筋が伸びる。
椅子全体が身体になじんで充分にくつろげるのに、座った人の姿をだらしなく見せないのだ。
緊張感とくつろぎ。
この二面性こそが「REN」の魅力なんだと思う。 座り心地だけじゃない。
先日、雑誌の撮影でインテリアスタイリストさんがこの「REN」をコーディネートしていたのだが、それを見ていてちょっとびっくりした。
柔らかなベッドリネンを使った寝室に、黒い革張りの「REN」を一脚置いた瞬間、空間がほどよく引き締まったのだ。
別のコーディネートでは、シックでマニッシュな テイストでまとめたリビングにこの椅子をプラスしたとたん、全体の空気が少し和らいで、プライベート感とでも言うべき親しみやすさが立ち上った。 どちらのコーディネートでも、「REN」を置いたことで、インテリア空間と自分との距離がちょっと近づいた。
緊張感とくつろぎ感を持ちあわせた椅子は、インテリアと人とを自然につなげてくれるんだなー 考えてみれば、よっぽどストイックな生活をしない限り、部屋にはいろんなテイストの、いろんな価値観で選んだモノがある。
自分で選んだんじゃないモノだってたくさんあるだろう。
インテリアは多面体なのだ fff:
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