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- ID:
- 46746
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0708
- 見出し:
- 首都圏のデザイナーが参加 旭川で「木工キャンプ」
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/240721.html
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- 【写真】
- 記事
-
よりよい家具や木工製品づくりを目指し、首都圏のデザイナーと旭川の職人らが交流する「旭川木工コミュニティキャンプ2010」(同実行委主催)が8日、旭川市内で始まり、初日は参加者が工場などを視察した。
昨年に続き、2回目。
前回は2日間で計88人が参加したが、今回は10日までの期間中に約150人が参加する。
首都圏からの参加者は前回の25人から50人に一気に増えた。
参加者は、3日間で家具メーカーの工場や木工クラフトの工房などの製造現場を見学するほか、新製品開発に向けた意見交換も行う。
川崎市在住のデザイナー山田佳一朗さん(36)は昨年に続く参加。
「昨年は、このキャンプをきっかけに自分がデザインしたイスが製品化され、活動の場が広がった」という。
三菱鉛筆(東京)で筆記具のデザインを担当する松本愛さん(24)は「木工製品や家具の製造現場を知ることで、自分の仕事に役立てたい」と期待する。
地元から参加した工房のアームズ(東神楽)代表の青柳勲さん(37)は「いろんな人と情報交換できて刺激になる」と話す
参加デザイナーの作品を紹介する作品展「もくじ展」も旭川家具センター(永山2の10)で15日まで入場無料で開催中。
木材を使ったスリッパや、昨年の参加者と地元メーカーが製品化した木製の丸時計、靴べらなど約100点が並び、一部は販売している。
実行委員長で旭川家具工業協同組合の杉本啓継専務は「新たな製品づくりのきっかけの場にしたい」と話している。
(田島工幸)
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