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    ID:
    46538
    年:
    2010
    月日:
    0624
    見出し:
    在庫パーツでオリジナル家具 多田木工と芸工大生が製作
    新聞名:
    山形新聞
    元UR(アドレス):
    http://yamagata-np.jp/news/201006/24/kj_2010062400380.php
    写真:
    -
    記事
    家具製造・販売の多田木工製作所(天童市)と東北芸術工科大の学生が、同社の高級家具の在庫パーツを活用したオリジナル家具15点を製作した。
    若い感性が光るユニークな作品ぞろいで、現在、ホームページで販売価格を公募中。
    26、27の両日には多田木工の店舗で作品を展示販売する。
    同社は「 家具職人が刺激を受けた作品もあり、木工家具の新しい価値を示してくれた」と話している。  同社と学生の共同作業は「家具のはしっこによるモノづくり」と題し、昨年12月にスタート。
    同社は合板成形の技術を生かした特注家具が得意で、製作に使った成形用の型や予備パーツは保管しているが、今回はこれらの在庫材料を活用。
    「材料提供に開発リスクが伴わないので、学生には自由な発想で挑 戦してもらった」という。  芸工大からはプロダクトデザイン学科の13人が参加。
    材料の選定やアイデア発表、製作指導など約5カ月かけて完成させた。
    本来は縦にスライスしていすのアーム部分を作る波形の合板を、切らずに1枚の板として使ったいすや、逆に幅の細いアームのパーツのみを組み合わせて仕上げたいす、円形テ ーブルのふちに使う合板を組み合わせたソファなど、斬新な作品が生み出された。  中には「友だちの部屋に集まって体育座りをする時に背もたれがあると楽」との発想で生まれた背もたれ用の家具、壁に立て掛けるといすになる作品など、学生らしいユニークなアイデアも。
    同社担当者は「販売を最終目的とすることで、学生はアイデアと実用価値のバランスを学んだ。
    会社側は木工家具の 新しい可能性を垣間見、ものづくりの楽しさを再認識できた」と話す  作品は、同社ホームページ(http://www.tadamokko.com/)で募った価格を参考に売値を設定。
    26日から天童市一日町4丁目の「多田木工ホームバリュー」で発表し、来場者からも希望購入価格を聞いて入札のような形で販売する。
    会場では期間中、穂積繊維工業(中山町)、つるや商店(山形市)と共同 開発した新作や、家具の開発工程が体験できる装置なども展示する。
    問い合わせは多田木工023(653)5625 fff:

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