v11.0
- ID:
- 46402
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0614
- 見出し:
- 日南産LVL材使った店舗建設 境港の水木ロード
- 新聞名:
- 日本海新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nnn.co.jp/news/100615/20100615004.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
鳥取県境港市松ケ枝町の水木しげるロード沿いで、日南町産の単板積層材(LVL)を使った店舗の建設が進んでいる。
LVLは世界的に広がりを見せているが、同町産の杉100%のLVLの建物は県内で初めてで、今後さらに活用が広がることが期待されている。
日南町産杉を使ったLVL材を使って組み上げられる店舗
LVLは木材を3、4ミリ程度に薄くかつらむきし、接着剤で張り合わせて作った集成材の一種。
節などがあっても強度が安定しているほか、間伐材など小径木を有効活用して大きな強度に耐える構造材などにも使えるため、林業家の経営にもプラスになると期待されている。
今回使われたのは日南町の材木加工業「オロチ」が町内の杉100%で県内では初めて作ったLVL。
水木ロード沿いに3店舗を構える千年王国(武内純子社長)が4店目として今夏開店する土産品店「鬼太郎幽便屋さん」の建設資材として採用した。
棟上げ作業を見守った武内社長は「物を売るだけでなく思い出を作ってもらおうと、採用を決めた。
LVLの建物県内1号として、情報発信していきたい」とし、おろちの相見晴久生産管理部長は「これまで山に捨てられていた間伐材から太い構造材もでき、いろいろな材料に加工できるためコストも安い。
今後どん
どん販売したい」と話している。
同店は7月中旬完成予定
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