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- ID:
- 46359
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0610
- 見出し:
- 青森県七里長浜港から県産木材初輸出
- 新聞名:
- 陸奥新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/11829.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
鯵ケ沢町の七里長浜港で10日、中国上海市に向け県産のスギ、アカマツを輸出するために貨物船への積み込み作業が行われた。
1997年の供用開始から県産木材を同港から海外に輸出するのは初めてで、関係者約150人が参加して出港セレモニーを行った
同日は、主催者として青山祐治県副知事が「七里長浜港初めての海外輸出が、県森林組合連合会や七里長浜利用促進協議会の尽力で実現した。
今後も津軽地区の拠点港として継続利用してほしい」とあいさつ。
東條昭彦鯵ケ沢町長から、荷主の県森林組合連合会の本間家大代表理事会長に花束
が贈られた
七里長浜港は83年に着工。
96年に5000トン級岸壁、97年に2000トン岸壁と埠(ふ)頭(とう)がそれぞれ完成し、2008年度まで、貨物船476隻、客船11隻など合わせて578隻が入港。
取扱数量は砕石23万トン、石灰石17万トンなどとなっている
今回は県森林組合連合会が県内から集めたスギ、アカマツ材1645立方メートルを、3日前から燻蒸作業し、10日から積み込み作業を行った。
11日に完了、12日にパナマ船籍のセンピーク・パイオニア号(2014トン、全長約77メートル)で上海市に輸出する
当初は3000立方メートルの輸出予定だったが、船が小さかったため、船の都合が付き次第残りの木材を輸出するという
今回輸出された木材は小径、低質材だが、中国では住宅、家具などの建材に使われるという
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