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- ID:
- 46343
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0608
- 見出し:
- 三井不動産など3社、千葉県柏市に新生「柏の葉アーバンデザインセンター」をオープン
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=253496&lindID=6
- 写真:
- 日本経済新聞
- 記事
-
柏の葉キャンパスエリアの街づくりの拠点
新生「柏の葉アーバンデザインセンター」9月オープン予定
~三井ホームのツーバイフォー工法によりCO2排出量を大幅削減~
■三井不動産株式会社、三井ホーム株式会社、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)は、つくばエクスプレス・「柏の葉キャンパス駅」東口に、今年9月、新生「柏の葉アーバンデザインセンター」をオープンいたします
<UDCKについて>
■UDCKは柏の葉キャンパスエリアの街づくりの拠点として、平成18年11月に柏の葉キャンパス駅西口に開設されました。
東京大学・千葉大学・柏市が中心となり運営し、三井不動産グループは各種活動のサポートをしています。
市民や大学の研究者、民間企業、行政の担当者などが集まり、意見交換
をしながら街づくりの推進や情報発信を行っているほか、市民を対象としたセミナーやワークショップ、イベント、社会実験などを多数開催し、高齢者や子どもも含めた多くの地域住民が集まり交流する「公共施設」としての機能も担っています
■また、UDCKでは「環境・健康・創造・交流の街」という当エリアの街づくりのコンセプトに基づき、地域の環境に貢献する建築や交通、街づくりのあり方についても、幅広い研究や社会実験を行ってきました。
今後は、研究や社会実験の成果を、実際の空間計画や社会システムに反映していくなど、活動の幅
をさらに広げ、世界に誇れるキャンパスシティづくりを進めてまいります
<建築物としての特徴>
■防火地域において大規模・大空間の施設を建築する場合、建築基準法の規定により、鉄骨造や鉄筋コンクリート造が一般的でした。
しかし、ツーバイフォー工法は平成16年に国土交通大臣より耐火構造認定を取得、防火地域での木造建築が可能となりました。
当施設では、.組材をトラス構造で強化し
たツーバイフォー工法を採用し、耐震性能を飛躍的に高めることで、壁面間隔15m以上の大空間を低コストで実現します。
また、炭素固定素材である木材を使用しており、鉄筋コンクリート造と比較し、建築時のCO2排出量が1m2あたり0.49t少なく、施設全体で合計約145tのCO2排出量を削減(*)しま
す
■竣工後は、当施設を社会実験の場と位置づけ、木材が持つ環境貢献性、都市景観に寄与する木の温もりやデザイン性、柔軟な床構造による安全性等について、専門家や利用者とともに評価を行うなど、大空間建築物における木材利用の有用性を検証してまいります。
また、三井ホームは、今回の建築
をモデルケースとし、木造耐火建築の分野において、「大規模・大空間の木造施設づくり」に積極的に取り組んでまいります
※参考画像は関連資料を参照
<新生「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」施設概要>
所在地 :千葉県柏市若柴184-1柏の葉キャンパス149街区13
交 通 :つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」東口徒歩1分
敷地面積 :1,011m2
延床面積 :294m2
建物構造 :ツーバイフォー工法
スケジュール:着工 平成22年4月
竣工 平成22年8月末(予定)
オープン 平成22年9月初旬(予定)
* CO2排出抑制効果について
日本建築学会「建築が地球環境に与える影響」(平成4年)を参考に、新築時の炭素放出量を、鉄、セメント、木材など建築材料の製造時の炭素放出量と、建材運輸時の炭素放出量の合算から、木材の炭素固定量を差し引いて算出。
鉄筋コンクリート造の新築時炭素放出量は建物面積1m2あたり13
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