v11.0
- ID:
- 46301
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0604
- 見出し:
- 三重津海軍所跡:木杭護岸から特注磁器 佐賀市教委「幕末期のドック裏付け」 /佐賀
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/saga/news/20100604ddlk41040485000c.html
- 写真:
- -
- 記事
-
佐賀市教委は3日、昨年9月に見つかった三重津海軍所跡(佐賀市川副町)のドック跡とみられる木杭護岸で、同海軍所で使われていた特注品の磁器が発掘されたと発表した。
同委は「護岸が幕末期のもので、三重津海軍所のドックであることが裏付けられた」とみている。
6日午前9時半から一般公開さ
れる。
昨年9月に見つかった護岸周辺を掘ったところ、護岸が3段以上の階段状になっていることが確認された。
丸太や木板を組み合わせ、護岸が崩れ落ちないよう頑丈な造りとなっていた。
また、護岸付近からは、三重津海軍所特注品とされる「海」「役」の銘のある皿や杯、チョウが波間を舞う絵柄の皿などの破片が出土した。
同委によると、これらの磁器は1850年末から60年初期に作られた三重津海軍所の特注品であることが史料で裏付けられており、護岸が同海軍所のものであることが確認できるという。
fff: