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- ID:
- 46177
- 年:
- 2010
- 月日:
- 0528
- 見出し:
- 共同購入、生産委託といった業務提携の手法を学ぼう!パナソニック電工と大建工業の業務提携(その2)
- 新聞名:
- 業務提携ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.biztieup.com/news_l9AWhYO3O.html
- 写真:
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- 記事
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業務提携の中味を詳しく説明する前に、まず今回の業務提携が必要になった背景を説明しよう
提携の背景として挙げられることは2つある
背景その1~建材業界で進む建材の「エコ化」~
1つ目は、建材業界で進んでいる建材のエコ化だ
現在、建材業界では、地球規模での環境意識の高まりに対応して、主力製品である建材の生産に関して、そのエコ化を推進している。
具体的には、建材業界では、ドアやクローゼットなどの素材で、MDFなどのエコ素材の導入を進めている。
ちなみに、MDFは、中密度繊維板のことで、木質の建材を製造する過程で、生じた端材や木材チップを粉々にしたものに接着剤を足し、熱と圧力を加えて板状にしたものだ
しかし、「床材」(住宅の床板)に関しては、共同や耐久性という観点から、エコ素材の導入がほとんど進んでおらず、その「エコ化」が課題となっている。
背景その2~建材業界での激しい価格競争~
2つ目は、建材業界での価格競争が激しくなっていることだ
2007年以降、新築住宅の着工件数は減少しており、加えて、リーマンショック以降の世界同時普及の影響で、それがさらに落ち込んでいる。
このため、建材業界では、コスト削減による価格競争が激しくなっているのだ
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