ID : 2660
公開日 : 2007年 2月 5日
タイトル
コラム 上昇気流
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新聞名
世界日報
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元URL.
http://www.worldtimes.co.jp/col/jk/jk070205.html
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元urltop:
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写真:
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四万十川の天然素材を生かした商品開発、地域活性化(高知県四万十町)、海の多角的活用で交流人口が増加し漁村を活性化させた南佐渡、Iターンした住民の意見を生かしサザエなど特産品の開発を進める
島根県海士町の企業など……。
政府の「立ち上がる農山漁村」有識者会議が、このほど農林水産業の振興を通じて地域の活性化に取り組む先進的な五十事例を選定した。どれもユニークで、地元の人々の足が地に着いた事業展開ぶりだ。
故・木村尚三郎東大名誉教授は「ふるさと再生に必要なことは、まずそこに住んでいる人たちが自分の町に誇りを持ち、自信を付けることだ」とよく話していたが、それを実践している。
「森林・林業日本一町づくり」を評価された岩手県住田町。総面積の95%を森林が占める林業の町で、良質な「気仙杉」は有名だが、木材価格の低迷で過疎化が続いていた。
しかし三年前から、産地で供給される原材料(丸太)を集成材用ひき板(ラミナ)に製材する事業を町が立ち上げ、林業関連産業町を宣言、県から支援を得た。「人口六千人の町だが、地元の若者たち百七十人を雇用。
町に活気が戻ってきた」(同町役場)。
林業不振をかこつわが国だが、政府は、先ごろこの十年間で日本製建材を国内需要の六割まで伸ばす方針を打ち出した。住田町の例を出すまでもなく官民一体の取り組みが林業復活のカギを握っている。
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