ID　：　2617

公開日　：　2007年 1月30日

タイトル

タッチカービング

新聞名

読売新聞

元URL.

http://blogs.yomiuri.co.jp/shashun/2007/01/post_91dd.html

元urltop:

写真:

　

シニア世代を中心に、バードカービングが人気を集めているそうです。
バードカービングとは木片から野鳥を形作り、彩色するものです。「癒やし効果」や「孫世代がプレゼントされて喜ぶ」、「環境教育に一役かっている達成感がある」というのが人気の理由のようです。
そんな中、一風変わったバードカービングも。野鳥彫刻の第一人者・内山春雄さんが考案した「タッチカービング」です。
目の不自由な人にも野鳥の世界を気軽に親しんでもらいたい、自分の技術をなんとか生かせないか、と思いついたそうです。
カワセミやキジバト、ハクセキレイなどの野鳥が中心。今まで野鳥を認識することが難しかった視覚障害者の方も、実物大の彫を手で触りながら鳥の大きさや体の仕組みを楽しむことができます。
従来のはく製でも鳥の形を知ることはできますが、防腐剤が使われているので、直接手で触ることにはためらう人が多かったそうです。また、羽毛が柔らかすぎて本来の形が分からず、多くの人が触れることで、はく製も傷 んでしまっていました。
「これまで鳴き声だけでイメージしていた鳥の姿や形が初めて分かり、強く印象づけられた」という視覚障害者の方の声も多いそうです。当面は博物館での展示のほか、貸し出しを希望する人には宅配便を活用して自宅へ 届ける方法も検討しているそうです。
ストレス社会。癒やされたい御仁は、「タッチカービング」。是非、自分で作って、毎日めでてみてはいかが

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