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ID : 2577
公開日 : 2007年 1月25日
タイトル
御車返しのサクラ クローン増殖 三宝寺、復活を期待
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007012500201&genre=J1&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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京都市右京区の三宝寺で、江戸時代中期に御所近くの公家邸から移植されたと伝わるサクラ「御車返(みくるまがえ)し」が絶えかけたため、同寺が専門機関に依頼し、枝から「クローン苗木」を増殖してもらった 。25日、同寺に苗木が到着し、住職らは往時の美しい姿の復活を期待している。  御車返しはヤマザクラの1種で、一つの枝に一重と八重の花が咲くのが特徴。その美しさに天皇が牛車を返して見たことから名付けられたとされる。同寺のサクラは宝暦年間(1751-63年)に公家の菊亭邸から移さ れたと伝わり、京都府民の木、京都市の保存樹の指定を受けている。  枝わけなどを重ね約30年前には境内に約10本あった。しかし、10年前ほどから老齢化などで次々と枯れていった。土壌改良などをしたがついに1本になり、一昨年夏には葉が枯れるなど衰えが目立つようになった 。そこで、鈴木英正住職(65)が昨春、木の遺伝子の保存などに取り組む材木育種センター関西育種場(岡山県勝央町)に枝20本を預け、増殖を依頼した。昨夏には最後の木も枯れてしまった。  同育種場は枝を接ぎ木して、ガラス室で温度を管理したり、ビニール袋をかぶせて湿度を高めたりして育てた。その結果、苗木7本が順調に成長し、3本が里帰りすることになった。  この日、鈴木住職が、同寺を訪れた同育種場職員3人から、約1-1・5メートルに成長した苗木を受け取り、檀家役員と境内に植えた。苗木は葉の芽を付けており、3年後には花を付ける可能性もあるという。鈴木住職 は「枯れていくのを見続けてつらかっただけに、無事に里帰りしてうれしい。また、きれいな花を咲かせてほしい」と喜んでいた。
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