ID : 2567
公開日 : 2007年 1月24日
タイトル
奈良で最大級の「木の埴輪」出土 奈良・市尾墓山古墳
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新聞名
産経新聞
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元URL.
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070124/bnk070124006.htm
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写真:
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奈良県高取町の史跡・市尾墓山古墳(6世紀前半、前方後円墳)で、周濠(しゅうごう)跡から「木の埴輪(はにわ)」とみられる長さ約2メートルの板状木製品が見つかり、同町教育委員会が24日発表した。
盾か儀式用のつえをかたどったとみられ、木の埴輪としては最大級。同町教委は「被葬者の権威の大きさを示している。墳丘のすそ部に立て、古墳の内と外を区別する意味もあったのかもしれない」と話している。
木製品は、現存で長さ約2メートル、幅25~36センチ、厚さ1~2センチ。腐食が進み両端が欠けていたが、町教委は「元は長さ3メートルぐらいあったのでは」と推測している。
発掘現場に近い墳丘すそ部に、この木製品を立てたとみられる穴の跡が残っていた。木の埴輪を立てた正確な場所が分かるのは珍しく、木製品は倒れた後、周濠の中に滑り落ちたらしい。
ほかにも、貴人の頭上に掲げた笠形(直径約35センチ)など複数の木製品が出土。いずれも木の埴輪として墳丘を飾っていたとみられる。
同古墳では、これまでにも周濠跡から全長1.1メートルの鳥形や笠形の木製品が見つかっている。
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