ID　：　2439

公開日　：　2007年 1月11日

タイトル

原木「初競り」 価格まずまず 大分・日田

新聞名

西日本新聞

元URL.

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070111/20070111_009.shtml

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写真:

　

　全国有数の林業地域、大分県日田市にある７カ所の木材市場のトップを切り、日田中央木材市場（十時和之社長）で１０日、原木の「初競り」があった。今年の相場を占うスギ一般材の平均単価は１立方メートル あたり１万３０００円、ヒノキは同２万円と、まずまずの出足。材価低迷が続いた林業に明るい兆しが見えてきた。
　同市内のほか福岡や佐賀などから原木約４０００立方メートルが持ち込まれ、九州各地の製材業者や仲買人ら約１５０人が買い付けに訪れた。同市場によると、材価は原木流通量の不足や外材値上がりなどの影響で昨 夏ごろより上がっており、スギ一般材は昨年比で約２０００円高い価格で取引された。
　日田地区原木市場協同組合によると、昨年の年間取扱量は約３２万立方メートルで、原木１立方メートルあたりの平均単価は１万１１３９円だった。

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