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ID : 2409
公開日 : 2007年 1月 7日
タイトル
「栃もち」守って30年 南丹・美山 伝統の味、これからも
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007010700012&genre=O1&area=K60
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元urltop:
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写真:
 
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昔ながらの「栃(とち)もち」を南丹市美山町で手作りしている主婦の「洞(ほら)しゃくなげグループ」が、今年で30周年を迎えた。手間のかかる仕事だが、伝統の味を守る3人は「食べて喜んでくれる人がいる限 りは」と思いも新たに取り組んでいる。  同グループがある豊郷地域は、昔から栃の木が多く、栃もちを食べる習慣があった。1977年に、村おこしの一環として商品化に取り組み、「洞しゃくなげグループ」が誕生した。10年ほどして地元に「栃餅作業所」も建 てられ、十数年前からは新鮮な味を保存できる「真空パック」を採用。5個入り750円で販売している。  30年の間にメンバーの入れ替わりはあったが、現在は、芝原綾子さん(71)、岡本光栄さん(70)、松井宣枝さん(67)の3人が携わる。毎年、9月中旬から1カ月ほどかけて栃の実を収穫。実の皮は、1個ずつを2本の木の棒 で挟み、すりつぶすようにして取る。根気のいる作業だが、難しいのは灰汁を使ったアク抜きという。  こうして作った栃の実約1・3キロを、もち米一うす(二升=約3・6リットル)に入れてつく。「栃をたっぷり目に入れているので味が一層香ばしくなります」と芝原さん。年間では200キロほどを使うという。もちの表面に見 える黒い斑点は、栃の実の渋皮。「お客さんから『ごみが交じっている』と言われたこともありますが、今では、手作りの証しと思ってもらえる」と芝原さん。近くの地域では、栃もちを生菓子のようにして出荷している別の グループも頑張っている。栃もちは、冬場から春先が1番の旬の時期といい、寒さに負けず、ふるさとの味を作っている。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに 掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。 2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは 「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。 情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。
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