ID : 2391
公開日 : 2007年 1月 7日
タイトル
炭焼き職人大忙し 根強い需要も担い手減少
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070106104.htm
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元urltop:
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写真:
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能登町柳田地区で、木炭の生産が本格化している。戦後、木炭の需要は燃料が石油や電気に切り替わるにつれ減少したが、現在でも昔からの神社仏閣の消費に加え、飲食店などからの根強い需要がある。県
内有数の生産量を誇った柳田地区では、炭焼きの担い手が年々減っており、残った職人らは年始から生産に追われている。
能登町当目(とうめ)の小箱(こばこ)政治さん(70)も自宅近くの炭焼き小屋で、原料のナラをかまに入れやすい大きさに割る作業に汗を流している。小箱さんは昨年十一、十二月に近隣の山からナラの原木約十トンを
切り出し、手作りの土製のかまで今月中に約一トンの木炭を生産する予定。県内の個人や焼き鳥などの飲食店のほか、富山、岐阜、埼玉など全国に出荷する。
今季、地元森林組合などを通して小箱さんが受けた注文は、暖冬にもかかわらず平年より三割ほど多い。昨季、寒さによる需要の増大と大雪で原料となる木を切り出せず生産が追いつかなかったことが影響し、今季は
昨年十一月ごろから注文が集まっている。
のと森林組合柳田支所によると、旧柳田村で最も炭焼きが盛んだった昭和三十年代には、約二百人の職人が、県内総生産の約一割に当たる約四百五十トンの木炭を生産していたが、現在職人の数は三人まで減少した
。
小箱さんは「需要はあるのに、炭焼きをする人が減っている。生産が追いつかない」と話し、注文殺到にも複雑な表情を見せた。
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