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ID : 214
公開日 : 2006年 2月 2日
タイトル
恐山山地森林保護域拡大へ
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000602020004
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元urltop:
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写真:
 
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下北森林管理署は、手つかずの自然が残っている恐山山地森林生態系保護地域の拡大に乗り出す。同保護地域は、林野庁が森林を守るために設けている保護林の中では最もランクが高く、県内で指定されて いるのは白神山地と恐山山地だけ。近く専門家による第1回設定委員会を開き、年内にも新たな地域指定を目指す。
 むつ市の恐山周辺は、冷温帯を代表する樹種であるブナと温帯性のヒバ(ヒノキアスナロ)が混成しており、標高が高くなるにつれブナの割合が高くなる。林野庁は95年、原生的自然が残っているとして、恐山の宇曽 利山湖南側にあたる大尽山一帯(1187ヘクタール)を森林生態系保護地域に指定した。
 ヒバは東日本を中心に分布しているが、その8割が県内にあるといわれ、なかでも下北、津軽両半島に集中している。木材として古くから伐採されてきたが、恐山周辺では、ほとんど伐採されずに残されてきた。また、 森には、ヒメホテイランやミヤマスミレなど貴重な植物も自生している。
 ただ、恐山山地は全国に27カ所ある同保護地域の中では最も面積が小さいうえ、ヒバやブナの自然林は保護地域以外にも広がっていることなどを考慮し、さらに拡大する必要があると判断した。
 一方、宇曽利山湖の北側は、林野庁の恐山薬研自然観察教育林に指定されており、教育やレクリエーションにも活用されている。
 恐山は日本三大霊場の一つで、毎年多くの信者や観光客が訪れる。周辺は山菜の宝庫としても知られ、春や秋には山菜やキノコ採りに入る人も多い。
 下北森林管理署によると、霊場恐山と宇曽利山湖そのものは保護地域の対象にならないが、設定委員会では保護地域の拡大とともに、保護と活用の兼ね合いも検討してもらうことにしている。
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