ID : 2141
公開日 : 2006年 11月26日
タイトル
オランウータンの森守れ ボルネオでトラスト発足へ
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006112501000289.html
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元urltop:
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写真:
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オランウータンなどが住むマレーシア・ボルネオ島(カリマンタン島)の森林を守るため、日本人の野生生物専門家や同島のサバ州政府関係者が中心となり「ボルネオ保全トラスト」を12月8日に正式発足させ
る。森林を伐採した農園で生産されるヤシ油を利用している企業などに、土地確保への資金協力を呼び掛ける。
ボルネオ島はほぼ全域が熱帯雨林に覆われていたが、戦後、日本などへの木材輸出のため森林が伐採された。近年はアブラヤシ農園の開発が進み、トラスト運動が行われるサバ州では州面積の16%に達している。
トラスト呼び掛け人の1人で、国際協力機構(JICA)の野生生物専門家としてサバ州に派遣されている坪内俊憲さんは「農園によって野生生物保護区が分断されると、樹上生活をするオランウータンのような移動手段
が限られる動物が減少。移動ルートを分断されたゾウが農作物を荒している」と指摘する。
トラストは同州キナバタンガン川流域で農園など約2万ヘクタールを約60億円で借り上げるなどして、保護区同士をつなぐ「緑の回廊」にし、動物が生存できる広さの生態系を確保する方針だ。
ヤシ油を原料にする洗剤メーカーのサラヤ(大阪市)がトラストに賛同、業界関係者の国際会議で「主な河川の両岸1キロずつを保護林にするべきだ」と主張するなど、企業の一部にも「持続可能なヤシ油生産」を探る
動きが出ている。
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