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ID : 2084
公開日 : 2006年 11月15日
タイトル
低気圧被害木 活用に苦慮
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新聞名
北陸朝日放送
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元URL.
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2006_11/i/061116i-rinngyou.html
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元urltop:
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写真:
 
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宮城北部流域森林・林業活性化センター石巻支部(阿部昭明支部長)は十四日、先の低気圧による暴風で発生した倒木の有効活用、被害森林の復旧を進めるための検討会を石巻地区森林組合で開いた。検討 会に先立ち、女川町内の私有林を視察、被害の大きさをあらめて確認した。
 検討会には県、県林業試験場、石巻市、女川町、県森林組合連合会、石巻地区森林組合、石巻市内の製材・合板業者ら約三十人が参加した。
 報告によると、十月六、七両日の低気圧による森林被害は杉を中心に、石巻地方二市一町で七一・五七ヘクタール、四千五十万円余。被害木の樹齢は三十-五十年生が31パーセント、七十年を超える老木は48パー セントだった。
 伐採しても採算割れが必至なため、現在も、二次災害の危険性がない場所については、ほとんどが放置されたままだ。
 阿部支部長は「長年育てて、もう少しで出荷できる木が被害に遭った。採算が合うなら伐採したいが、そうもいかない。倒木利用など対策について意見を出し合ってほしい」と述べた。
 県石巻地方振興事務所の河野裕林業振興部長は「決定的な復旧手段もなく苦慮している。何とか製材・合板用として活用していきたいのだが」と語った。
 意見交換では製材合板業者から「試験的に加工してみた。傷が今の状態なら倒木の受け入れも可能。しかし、材料には新鮮な木が必要。時間がたつほど乾燥するほか、傷が目立ってくるなど使用は不可能になる。補助 金を出してでも(伐採、倒木処理など)早期の対策を取るべきだ」との声があった。
 森林組合からも「何とかしたいが、補助がないとなかなかできない。来年の春ごろまでに伐採できなければほとんど商品価値はなくなる。年度内の補助をお願いしたい」と県に訴えた。
 県は「森林育成事業で支援を検討中だが、県も財政難。現場、現場に応じてある幾つかの制度のうちから補助適用を考えていきたい」と説明するにとどまった。
 女川町大沢地区での現地視察では、根こそぎ倒れたり、幹の途中から折れたり、立木のまま曲がったりした被害木の現状を見た。また被害木を実際に切って、傷の状況が内部に及んでいるかなどを確認しながら、製材 や合板として使用可能か業者の意見を聞いた。
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