ID : 1906
公開日 : 2006年 10月24日
タイトル
2006年10月24日更新
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061024003.htm
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元urltop:
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写真:
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新月の木は耐火性が優れている―。河北郡市の木材関連業者らで組織する「河北の木で家を建てる会」は、新月と満月の時期に伐採した木を比較した実証実験で、こんな結果を見いだした。同会は「新月の木
は良質」という通説を裏付ける結果とみている。木のほかにもコメなどでも新月と満月が与える影響の違いを比較しており、今後も検証を続け、新月の魅力を伝えていく。
同会が行った燃焼実験で、新月と満月に伐採した木に同じ条件でガスバーナーで照射し、スギ材で焦げた面積、マツ材で発火までの時間をそれぞれ調べた。その結果、焦げた面積は満月の木は直径七・五センチだっ
たが、新月の木は同六センチにとどまった。照射を始めてから発火するまでの時間は満月の木が約二分三十秒だったが、新月の木は三分かかり、結果から、同会は「新月の木は耐火性が良い」(岡田良治副会長)とみて
いる。
同会によると、同じ水田で栽培し、新月期と満月期で刈り取ったコメの成分を県央農林総合事務所津幡農林事務所で比較し調べたところ、微妙な数字ながらも新月期が満月期よりもタンパク質や水分、脂肪酸などの総
評点が良かった。新月の木によるプランターとプラスチックのプランターを用い同じ環境で小松菜やカイワレ大根などの栽培を比較したところ、新月の木の方の生育状況が著しく良かったという結果も得られたという。
新月の木は、豪州の元営林署員が著書で紹介し、真冬の新月の夜やその前日に伐採した木は、腐りにくく、虫が付きにくいなどの特長があるとされる。同会は新月、満月の木を比較検証しながら、地元産材に新たな付加
価値を付けた「新月の木」を普及させる考えで、岡田副会長は「良質な新月伐採木を幅広く浸透させたい」と語った。
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