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ID : 1894
公開日 : 2006年 10月22日
タイトル
球弾ませる繊維素材
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.be.asahi.com/be_s/20061022/20061015OSPO0008A.html
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元urltop:
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写真:
 
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卓球のラケットの素材は、基本はヒノキなどの木材だ。ただほかのスポーツと同様、新素材もさかんに導入されている。  近年、脚光を浴びているのが、何枚も張り合わされた木の板の間に炭素繊維などの繊維素材を挟み込んだラケット。木に比べ少し重いが、硬くて球がよくはずむ。00年に球の直径が40ミリに大きくなり、球速が落ちたよ うに感じた一般の愛好家の間でも徐々に浸透し始めた。  卓球用具メーカー「タマス」によると、約130種類のラケットのうち、繊維素材を使ったものは約2割だが、販売本数は3割を超える。特に00年以降はその割合が増えてきたという。  繊維素材の主流は炭素繊維。70年代末に出て、最初は球の威力を上げたいトップ選手を中心に使われていた。「板で球を打っているみたい」というゴツゴツした打球感がネックとなっていた。  タマスの場合、打球感の問題を解消するため、91年に「アリレート」という高分子繊維を使ったラケットを出した。アリレートは弾みは炭素繊維に劣るが、振動を減らす効果があり、打球時の手に響く感触を抑えられたと いう。他メーカーもグラスファイバーなどを使ったラケットを出している。  もっと素材繊維のラケットが増えてもよさそうなものだが、タマスではラケットの種類の約8割は依然、木だけのもの。  同社の研究開発チームの山崎斉マネジャーは「トップ選手はどんどん弾むものを求めるが、一般愛好家は必ずしもそうではない」と話す。使いたいのはヤマヤマだが「球が弾みすぎ、コントロールが難しい」ようだ。トッ プ選手でも、男子よりパワーのない女子は木だけのラケットを選ぶ傾向が強い。「新素材=万能ラケット」というわけにはいかないようだ。(岡田健)
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