ID : 1865
公開日 : 2006年 10月18日
タイトル
国有林二つに区分/北部訓練場
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新聞名
沖縄タイムス
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元URL.
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610181300_05.html
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元urltop:
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写真:
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米軍北部訓練場の返還に伴う跡地利用を検討する九州森林管理局の「沖縄北部国有林の取り扱いに関する検討委員会」(座長・篠原武夫琉大教授)は十七日、第五回検討委員会を五年ぶりに那覇市内で開き、返
還後の国有林の在り方を、土砂の流出や崩壊などを防ぐ「水土保全林」、貴重な動植物の保護やレクリエーションの場として利用する「森林と人との共生林」に区分するなど中間とりまとめ案を了承した。
また同地区での「保護林」設定に向けた環境現況調査を実施することも了承。今月から来年三月までに実施。返還対象地区の林況や自然環境、米軍施設の現状、北部地域産業などの社会的環境などを調査し、具体的
な保護林の設定を検討する。
山田壽夫九州森林管理局長は「北部国有林は沖縄の水がめとして重要な役割を持つ。自然環境にも優れており、さまざまな観点から検討が必要」と説明した。
中間とりまとめでは、「水土保全林」「森林と人との共生林」を区分するほか、木材生産を主とする「資源の循環利用林」は設けないことも確認した。
委員からは「短期間の調査なので、環境や生態系の過小評価につながることがあってはいけない」などと調査実施に当たっての十分な配慮を求める意見が出された。
同訓練場は、一九九六年に日米特別行動委員会(SACO)の最終報告で返還が合意。これに伴い、国有林の取り扱いを検討する同検討委が設置され、二〇〇一年に第四回会合を開催したが、返還に伴うヘリコプター着
陸帯移設にかかる環境調査継続のため、休会していた。
今回は、那覇防衛施設局の同移設にかかる生態系などへの影響を評価した「環境影響評価図書案」に対する県知事意見などが今年八月に出されたことなどから、五年ぶりに開催となった。
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