ID : 183
公開日 : 2006年 1月29日
タイトル
校舎建て替えで伐採された“思い出の木” 卒業生ら“命”吹き込む
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新聞名
大分合同新聞
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元URL.
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=01=28=782963=chokan
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元urltop:
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写真:
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日田市の日田林工高校林産工学科の生徒が、同市光岡小学校の校舎建て替えで伐採されたセンダンとヤナギの木を使ったテーブルを製作している。製作メンバー七人のうち六人は同小の卒業生で、たくさん
の思い出が詰まった木。卒業生の手で見事な大小四つのテーブルに生まれ変わり、近く同小に引き渡される。
同高校は、小学生の卒業記念の本棚作りに協力するなど、小中学校の総合学習に協力してきた。今回は同小からの依頼を受け、同学科三年の七人が、課題研究として取り組んだ。
センダンとヤナギは、板材の状態で昨年持ち込まれ、十月ごろまで天然乾燥させた。皮をはいで腐敗した部分を取り除き、防腐剤の塗布や機械での研磨作業を繰り返した。
板は大きいもので長さ約二・三メートル、幅約七十センチ、厚さ約十五センチ。重さが約百五十キロもあり、持ち運びは四人がかり。
体力と時間を要する作業を続け、原木の形を生かした素朴なデザインの製品に生まれ変わった。
テーブルは高さ約五十センチ。現在一つ目が完成し、残りも仕上げの段階。二月には同小に引き渡すという。
製作メンバーの一人梶原俊範君(18)は「当時は登ったりして遊んだ思い出の木なので、切られてしまったのは寂しい。でもそれを自分たちの手でテーブルとして残すことができて良かった」と話している。
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