1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 7.木材林業
  4. 木材、木工ニュースアーカイブ TOP
ID : 181
公開日 : 2006年 1月27日
タイトル
3万2000年前、日本最古の建築木材出土 都内の旧石器時代遺跡
.
新聞名
産経新聞
.
元URL.
http://www.sankei.co.jp/news/060127/bun079.htm
.
.
写真:
 
.
東京都杉並区教育委員会は27日、同区の「高井戸東遺跡」から約3万2000年前の旧石器時代の炭化した大型木片(炭化材)を発掘した、と発表した。同教委は「人が生活した遺跡で見つかった木片としては日 本最古。同じ地層から出土した磨製石斧(せきふ)などの石器群も同年代で最古級と分かる」としている。
 区教委によると、調査区域では、地表から約2メートルの層に米粒大の炭化物が集中して見つかる場所が5カ所ほぼ直線上に並び、うち3カ所から炭化材を発見。最も大きい木片は土中に斜めに埋まり、長さ約20セン チ、太さ約16センチで、外面が黒く焼けていた。
 さらに同じ地層から磨製石斧1点とナイフ型の石器3点が見つかった。
 放射線炭素年代測定を行った結果、木材は約3万2000年前のものと判明。マツ科トウヒ属の針葉樹で、同教委は「現在より気温が5、6度低い寒冷地の木で、当時の自然環境の復元にも大きな資料だ」としている。
 区教委は昨年7月から高井戸小の校庭で、校舎移転に伴う遺跡の発掘調査を実施。約2000平方メートルを調査した。
 調査を担当した小田静夫(おだ・しずお)東京大講師(63)=文化人類学=は「根は見つかっておらず、太さから建築材とみられる。石斧で付近の木を伐採したのではないか。現在、3万年以前といわれる遺跡でも年代 測定に誤差などのあるケースが多く、正確に木材と石器の年代が分かる、旧石器研究に大変貴重な資料だ」としている。(
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに 掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。 2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは 「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。 情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。
このページのテーマは「webニュース木材編」で、HOMEページは木の情報発信基地です。カデゴリTOPページは2006年 2007年 2008年 2009年 2010年です。

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V6.0
©2021 中川木材産業オンラインショップ  All Rights Reserved.