ID : 1687
公開日 : 2006年 9月22日
タイトル
住友林業 総務部広報グループマネージ 佐野惣吉氏
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新聞名
フジサンケイ
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元URL.
http://www.business-i.jp/news/for-page/kouho/200609220002o.nwc
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元urltop:
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写真:
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原材料の高騰、景気の先行きの不透明感など新築戸建て業界にとって厳しい環境が続いていたが、ようやく明るいきざしが見え始めた。住友林業は「昨年度から攻めの経営に変わった。その前の3年間は我慢の
時代だった」と広報グループマネージャーの佐野惣吉氏。そんな勢いは、04年、本社ビルを東京・新宿から同・丸の内の「丸の内トラストタワーN館」に移したことや、昨年採用したシンボルキャラクター・木の精「きこりん
」を企業広告やCMで積極的に発信していることなどに表れている。
経営の重点施策は、コア事業の木材・建材および戸建て住宅を強化しながら、集合住宅と住宅ストック事業を早期育成し、事業比率を高めながら売り上げも伸すこと。さらに、海外事業の拡大だ。古くから木材流通拠点
を置く米シアトルでは03年から分譲住宅の販売を始め、今後は年間100棟ベースで分譲住宅を建設する計画。
最近では中国・上海、韓国・ソウル近郊でも新築・分譲住宅の販売を手掛ける。このようなグローバルな視点を含め、木からはじまるユニークな事業展開をタイムリーに発信することにより、「住宅事業だけでない、創
業300年以上続く、木の総合プロ集団である認知促進が企業ブランドアップにつながる」と広報活動も攻めの姿勢だ。
広報グループは報道対応、コーポレートブランディング、社内報「樹海」の発行をメーンとした社内広報、Webの管理運営、危機管理などを担当。メンバーは6人。CSR(企業の社会的責任)活動にも前向きに取り組んで
おり、同部内ではその一環として、住友林業グループが2020年にどのような姿であるべきかを考える議論の場「チーム“2020”」をこの3月に結成。全国から各職場代表の56人の社員が参加し、具体的提案を検討中
だ。「常に先を読む“創造力”が大事」という矢野龍社長の方針はここでも生きている。(
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