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ID : 15551
公開日 : 2010年 3月29日
タイトル
合板価格が上昇の見込み 日本での在庫減が影響 マレーシア
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新聞名
asiax.bi
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元URL.
http://www.asiax.biz/news/2010/03/30-072524.php
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元urltop:
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写真:
 
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〈クチン〉 南洋材合板の価格が昨年の価格から20%程度回復し、今後主な輸出先である日本からの需要も増えると見られることから更に上昇する見込みだ。
サラワク州木材業者協会のスティーブン・ラウ・リーキオン氏によると、昨年はサラワク産の合板の50%以上、150立方メートルを輸入した日本における在庫が過去12カ月で減少を続けているという。現在の在庫量は1ヵ 月分のみで、サバ・サラワク州の合板工場が現在の生産量を維持すれば、今後の日本市場向けの合板価格上昇が予想されるという。
ラウ氏によると、昨年のコンクリート型枠用合板パネルの価格は1立方メートル当たり360~370米ドル(約3万3,300~3万4,200円)に下がったが、今年は同430~450米ドル(約3万9,800~4万1,600円)に回復したという。
サラワク州には29ヵ所の合板工場があり、合計の生産量は年間400万立方メートル。昨年は世界経済の減速に伴う需要減少で、300万立方メートル以下の生産量だった。工場の多くが2008年後半以降20~50%の生産カッ トを実施しているという。
日本はここ数年マレーシアやインドネシアからの南洋材合板の輸入を削減する傾向にあるという。代替となる軟材が出回っていることが原因だという。サラワク州産の合板は中東や韓国、台湾にも輸出されている。
世界全体の南洋材合板の需要は1990年代には年間1,600万立方メートルだったが、現在は700万立方メートルにまで落ち込んでいる。生産コストは、賃金の引き上げや機械パーツ、エネルギー価格の上昇でここ数年で顕 著に増加しており、利益計上が困難な状態だという。
マレーシア産の合板の輸出量は約500万立方メートル。インドネシアも200万立方メートルを輸出する。
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