ID : 1632
公開日 : 2006年 9月11日
タイトル
9世紀の井戸から木製かぶと…岩手徳丹城
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新聞名
スポーツ報知
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写真:
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岩手県矢巾町教育委員会は13日、9世紀前半に朝廷が東北の蝦夷(えみし)支配の拠点とした同町の国指定史跡徳丹(とくたん)城の井戸跡から木製のかぶとが出土したと発表した。
木製かぶとは、10世紀初頭に完成した歴史書「日本三代実録」に記述があり、町教委は「当時の木製かぶとが完全な形で見つかったのは全国で初めて」としている。
佐藤信東大教授(日本古代史)は「9世紀ごろの弓やよろいなどの武具の出土はほとんどなく、極めて珍しい。蝦夷と律令(りつりょう)国家の戦いの歴史背景が分かる貴重な資料だ」と評価している。
町教委によると、かぶとは木をくりぬいてつくられており、内側の直径は20センチと成人男性サイズ。木の種類は不明だが、表面には漆が塗られている。城の西端の井戸(深さ1・1メートル)の底から見つかっているこ
とや、右耳付近にひもを通したような跡があったことから、水くみ用のおけとして転用したのではないかとみている。
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